「円」などの法定通貨とは違った、市民の手で作り出すことができる「もう一つのお金」です。

地域の中で人とひとをつなぎ、人々の間を循環していくことによって、地域での支え会いや交流の輪がひろがっていきます。

普通のお金と違うのは、特定の限られた地域の中で、あくまでもモノやサービスを交換する為の道具として使われること、利子がつかないこと(貯めても意味がない)です。

人間が本来持っていた自然や人間との豊かな関係をもう一度見直し、取り戻すための試みとして、世界各地で「地域通貨」が盛んに使われています。

  

日本で300~、世界で3000~の地域通貨があると言われています。

イギリスの「LETS」、ニューヨーク州の「イサカアワー」、滋賀の「おうみ」、田尻町の「タージ」、由布院の「ユフ」、千葉の「ピーナツ」など

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地域通貨発行の目的や発行主体は実にさまざまです。

地域コミュニティーを再構築するため、市場経済では計れない価値-ボランティア活動等に対価を与えるため、地場産のモノを地場で消費するー地消地産を促進するため、自然環境の保全、地域経済の活性化を目的に等。

また、近年、国も自治体も経済が破綻しており、必要とする福祉・教育・環境などに今後十分な資金やサービスが回らないという現状があり、それを補完する役割、セーフティーネットとしての機能も、地域通貨に求められています。

地域の輪(いきの)、南河内(みなみかわち)、

Think of the future。 Watch now!」~「未来を想い、今を見つめよう!」

19995月、NHKが放映した「エンデの遺言」を見て、感銘を受けたメンバーが寄り集まって「地域通貨」の可能性について探り、研究を重ねた末、人とひとを信頼でつなぐ、暖かいおカネ「地域通貨を作ろう!」となったのです。

地域に貢献するNPOやボランティア団体、各種活動グループを地域通貨で支援し、つなげて行こう、子ども達に豊かな自然環境と確かな未来を残したい、地場産のモノをもっと地場で消費できないか・・・

そして、信じて疑わなかった「おカネ」というものをもう一度見なおして見よう。

「エンデの遺言」のビデオを随時貸出しています。ぜひ一度見てみてください。

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わっちは、持っているだけでは、何の意味もありません。どんどん使ってみて初めて楽しみが実感できるのです。

・おカネ(円)を払う程ではないちょっとしたことを気軽に他人に頼める

・日頃のボランティア活動に対して、感謝の気持ちをわっちで表せる

・地域の中で、ちょっとしたことが、他人の役に立つことに気づく

・今まで知り合いでなかった人ともモノやサービスの交換ができる。

・何よりもこのおカネ(地域通貨)は、地域の中を循環するので、地場産のモノを地場で消費することになり、また、人々の息づかいのようなものが循環し、ひいては地域を活性化し、地域の環境保全にもつながっていく。

皆さん、まずは自分から何かお願いしてみましょう!“

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実験の目的に賛同し、事務局で会員手続きを取っていただくと、誰でも参加できます。地域通貨をより魅力的なものにするために、色んな方にご参加いただければと思います。

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わっちは法定通貨ではありません。現段階で、紙幣類似証券取締法、プリペイドカード法、出資法、銀行法等に抵触するものではありません。

つづやまけあせんたー